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「世界を変えた10冊の本」池上彰さん あなたは何冊読んでますか?

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この「世界を変えた10冊の本」は、文藝春秋社さんから発行されている女性向け月刊誌「CREA」2010年12月から2011年9月まで、毎月一冊づつ取り上げ
た連載から、書籍にされたもので、電子書籍(Kindle)で購入しました。

iPhone 6 Plus の広い画面で、快適にKindle アプリで読むことができました。

10冊のうちどれだけ読んでますか?

10冊のうち、読んだことがあるのは2冊でした。しかも、部分読みの記憶しかありません。

紹介されているのは、『聖書』『コーラン』の二つをはじめとして、世界で読まれている本ばかりです。でも、「ああ、読んでないなぁ」と感じました。

それらを、池上彰さんのわかりやすく言葉で、紹介されており、一冊づつ元の書籍も紹介されています。

争いがなくならない世界の不思議

うっかり、カトリックな中学・高校生な時代がありまして、聖書はある程度、読んだことがあります。

ふっと思うのが、『聖書』も『コーラン』も、争いを避ける教えが書かれているのに、なぜ?か逆に争いが酷くなっているのではないか?なのです。部分的に解釈した言葉が一人歩きしているのではないか?と、感じます。

大元の言葉にきちんと接して、読むことの大切さを指摘されている気分になりました。

911

自分自身も「911」があったことで、人生大きく変わりました。2001年11月からイスラエルへ留学する予定でした。なので、ユダヤ教やイスラムについて、勉強していました。

911が起きたことで留学をやめました。あの状況でイスラエルへ行くのは怖かったですから。

世界にインパクトを与えた「この出来事」でしたが、その背景を知っている?と、問いかけられた気持ちになる本です。

判断する力を持つには

判断する力を持つにはどうすればいいのか?正解がないことを考えていくには、何が必要なのか?を、示唆する本です。

「乗数効果」を知らなかった菅首相

このエピソードを『第9章 雇用、利子および貨幣の一般理論 -ジョン・M・ケインズ 初版1936年 イギリス-』の中で、語られていることが、無知への痛烈な批判に思えます。

2011 3 11

巻末の言葉

2011年3月11日に起きた東日本大震災。

2011年3月以降、私たちは不安と混乱の中にいます。こんなときだからこそ、活字の力を見直したい。書物の力を再認識したいと思っています。

巻末には、まとめる文字は無く、この言葉のみが、池上彰さんから添えられていました。

学ぶ大切さ。読む言葉。

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ものくろ
親指シフトユーザー・無刻印キーボードユーザー、orzレイアウト作者。劇的に人生を変えつつ、みんなを笑顔にするワークショップ「ものくろキャンプ」を日本を駆け巡り開催中。詳しいプロフィールはこちら。

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