5 Oct 2015

「書きたい気持ちはあるのにモヤモヤして書けない」という相談が、仕事にしているブログのコンサルティング現場ではたくさん出会います。この悩みに対して、自分の2200記事以上書いてきた経験からアドバイスをしています。
そして、そのアドバイスをさらに昇華させるヒントを摑みたいと考えていたタイミングで出会ったのが、こちらの一冊です。
気がつけば文章を書くのに3時間
こんな経験はありませんか?
ブログを書き始めたタイミングでは、「文章」を書くには「時間」が必要だと思っていました。1エントリーをアップするに、2時間半から3時間は当たり前でした。
でも、これでは1ヶ月そして半年・一年と、継続してブログを書き続けることができなくなります。どんなに時間があっても3時間もかかっていたら、息切れしてしまうんですよね。
悩ましい読点
そして、悩ましいのが読点です。感覚的に遣ってしまう読点なのですが、だれでも同じように読点を使える理論的な指摘が本にありました。
本を読む前は、
- 意味が変わる場所
- 特に逆説になる場所
- あとは自分が必要と思ったら迷わず使う
という自分だけのルールで読点を打っていました。3つ目はルールなの?ですが「迷わず」にがポイントでした。
しかし、この本によれば「意味の切れ目を読点で明示せよ」と、とてもシンプルです。
読み手を惑わさない
読み手の理論に合わせて書くことについて、書き手のわがままな理論だと文章の最後まで読んでもらえないことも指摘されていました。そして、先の読点と同じようにとてもシンプルに「手を止めずに区切った時間の中で文章を書く」ことの大切さと実践方法が書かれています。
最後まできちんと読んでもらえる
情報を整理し、誠実な文章を読み手に「最後まで読まれる文章」を書くイメージが明確になりました。そして、このイメージを保ちながら「文章を書く具体的なトレーニング法」を知れる一冊です。
文章を書くことに苦手意識な方だけでなく、スラスラと書けている方も「あっそうなのか!」と声を上げてしまう発見がある必携書です。
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