20 Apr 2015

お金について、考えたい、そう思って手にしたのがこの本です。
というのも、ワークショップ講師・コンサルティング提案にて、報酬をいただいている自分、その自分にとって「お金って何?価値ってなに?」ということを考えるキッカケにしたいと思って、本を開きました。
本に向かって、知りたいと思ったのが3つの質問です。
- 節約すること、と、困らないとは違うのか?
- お金に困らない方法のヒントは得られるか?
- この本での「幸せ」とはどんなイメージで描かれているのか?
節約すること、と、困らないことの違い
「お金=空気」
心屋さんが気づかないといけない大切なことが、これだと100ページにて説かれています。はっと、気づきました。そう、お金は回っていくことが大切なのだという指摘です。
節約しようと考えている時点で、「この空気は吸ってしまってはいけない」と息苦しく自分でしていることに気がつき、ハッとしました。節約と考えることは「これは良い」けれど「あれは悪い」と考えてしまっているなぁと、自分で自分を縛っている感覚なのかもしれません。
お金に困らない方法のヒントは得られるか?
この点については、169ページに指摘がありました。
お金が入ってからでなく、先に「やる」と決める
これがポイントと、心屋さんは言われています。そう、なぜ困るのか?お金がないということで困っているのではないのですよね。やりたいことができないと決めるのに一番楽な方法が「お金がない」という心理プロックと書かれていて、「あっ」と本を落としかけました。
なので「お金に困っている」というのは、自分がやりたいことをやらずに済ませる便利な言い訳の言葉。
そう、自分自身を振り返ってみれば「やる」と決めた時にはお金がなくても「やる」と決めた体験があります。そう、いまの仕事をスタートする時です。本当にお金がなかったタイミングでした。
でも、「自分の人生で一番やりたいことに出会えた」感覚があったので、お金がないから、、という言い訳は頭に浮かびませんでした。とにかく、やりたい、やりたい、やりたい、その気持ちだけで、なんとか1年ですね。笑
この本での「幸せ」とはどんなイメージで描かれているのか?
幸せとは存在自体であると、この本から語りかけられている気がします。お金が入ってくるから幸せという考え方をしていたら、いつまでたっても幸せを感じられないと、37ページにて指摘されています。
ほしがるから、入ってこない。ほしがらないと、入ってくる。
なるほどです。
「ある」ことが価値があり、それに自信が感じられると、幸せを感じることができる、お金がなかったら、、という不安から自由になれるので、困ることがないという、メッセージ。
フォトリーデングで読んだので、もう一度、この本を手にして体も頭も納得するまで、読もうと思いました。
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