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バカになれ!カリスマ・エンジニア「ゼロからの発想術」

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バカになれ 水野和敏


日産の1990年代、R32スカイライン・P10プリメーラと、思想を感じる車が登場しました。幸いにも、どちらのモデルもハンドルを握っていました。R32は1年ほど、P10は8年ほど乗っていました。素晴らしい車でした。GT-Rだけでなく、同じ思想で創られていると感じました。

奇跡の工業製品

亡くなられた自動車評論家 徳大寺有恒さんが本にて「開発リーダー個人の想いが形なった素晴らしい車、工業製品としてこれが実現されたことに、驚きとともに奇跡」このように指摘されていました。同感です。

開発リーダー

その開発リーダーを務めたのが 水野和敏さんです。

限られたコスト計画の中で、共に利益がでる形を提案できるか?という視点は興味深かったですし、アウトプットの前に徹底的に議論しておくことで、構想をチームで共有しておくことの大切さも学べました。

「伝える」ことについては、精神科医 島崎敏樹さん著書から、水野和敏さんは気づきがあった(67ページ)そうです。

人間力の大切さ

人間力とは?も問いかけられてます。若いときの生き方が人間力を育み、年を取った後の自分を作るのに、若いときに単に時間を過ごしていないか?と。その意識を持って生きれば、人に対して「欲」でなく「尽くす」という考え方になるはず、このように指摘されています。

バカになれ!の言葉

56ページから引用します。

やったことがないんだろう?経験がないものを事前にジャッジできると思うな。まずやってみて、1年後に状況を判断して見直すということを決めてとけば良いんだ。目標と時間軸をしっかり決めておけば、途中でいろいな問題にぶつかっても、方向修正して解決できる。始める前にいきなりハウツー論をやってみても、無駄に意見がぶつかり合うだけで何も進まないぞ

「ハウツーそのもの是非を議論してもダメだ」ということが、本のタイトル「バカになれ!」の意味なのだろうと思いました。

もっと深く知りたくなる一冊

全体としては、水野さんが開発を行ってきた時の経験・失敗・工夫したことが、ぎゅっと詰まった一冊です。ただ、私個人が感じたのは、引用した部分をさらに掘り下げた言葉をさらに読みたいと感じました。

「責任は社会から与えられる。権限は後輩が与えてくれる」という言葉。自分は、もっと学びが必要と感じました。

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ものくろ
親指シフトユーザー・無刻印キーボードユーザー、orzレイアウト作者。劇的に人生を変えつつ、みんなを笑顔にするワークショップ「ものくろキャンプ」を日本を駆け巡り開催中。詳しいプロフィールはこちら。

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